
精霊機エレクファター
ELEMENTLER ELEXFALTER
WORLD
STORY
エルド界。
そこは人、精霊、魔族など多種多様な種族が住まう世界であった。
300年前、人と魔族の大きな戦争「人魔戦争」が起き、人と精霊は共に手を取り戦いその後も共存し合う友となる。
その後も様々な戦いはあったものの、この数十年は概ね平和な世となっていた。
天晶歴288年 空が裂けた…
エルムワーム山に突如出現した巨大な光の柱。
そして間もなく金属で作られた異形の機械兵団が現れ、エルド界の人々を攻撃し始める。
エルド界の人々は魔導兵器で抵抗を試みるが、異形の機械たちの戦力は圧倒的であり、抵抗虚しく次第に追い詰められていく。
精霊の力を戦いに利用するのは禁忌とされていたが、精霊達もこのままでは自らの存亡に関わると判断、精霊力を利用した精霊機エレクファルターの開発を人に許可するのであった。
試作機開発のため魔戦機エースパイロット、グラン シュバートを選定し、試作機体の出力を安定させるため強力な精霊力を持つ3名の精霊姫、フレイ、ウィンディ、シルティアがコアユニットとして搭乗することに志願した。
森林地帯の秘密基地で、敵から鹵獲した破滅爆弾を搭載し精霊機エレクファルターの開発は急ピッチで進められていた。
しかし基地が敵軍に察知され、敵攻撃部隊が急襲する。
完成していた精霊機は1機のみ。
攻撃を受ける中、1人の精霊姫を搭乗させ炎上する基地から緊急発進するのだった…
ELEMENTLER ELEXFALTER
精霊機 エレクファルター

空から現れた未知の機械兵団へ対抗する最終手段として、抵抗軍が開発した精霊力を利用する戦闘機。
精霊力を利用した兵器は禁忌とされていたがフレイの尽力によって精霊族の力を借り、エルド界で唯一の精霊機が誕生した。
機首部のコクピットにはグランが乗り込み機体の操縦を行い、背部に設置されたカプセルには精霊姫が搭乗し精霊力の供給と火器制御を行う。
従来のプロペラを廃し精霊力を圧縮噴射する霊力噴射機を搭載、これによって魔戦機の10倍以上の推進力を得る事に成功した。
さらに霊力噴射機の基部に、鹵獲した敵機動兵器の関節部から転用した可動構造を採用する事で、全方向への高速移動やホバリングも可能となり高機動戦闘を実現した。
武装は精霊力を圧縮し弾丸とする精霊砲と、精霊姫が従えるエレメンタルスフィアから放たれる霊気弾。
精霊姫の高まった精霊力は、超圧縮し粉塵魔導石を加えることで着弾時に瞬間的な爆発力を生み出すボンバーとなる。
機体は竜族から提供された骨格をフレームに使用するなど、エルド界の全種族の技術が結集されている。
なお機首部は竜族に敬意を払い竜を模した形状をしている。
精霊力を利用する事で動力部、火器制御が軽量化された分、構造の強化を行い高速飛行にも耐えうる強度を持つなど従来の魔戦機と一線を画す。
さらに鹵獲した敵機械兵器の素材や技術も組み込まれた結果、火力を一時的に強化する事も可能となりまさに唯一無二の機体となった。
CHARACTER
蒼穹の騎士 グラン シュバート
元竜騎士であり、ドワルディの技術で作られた魔戦機(魔導機関戦闘機)を操り空を駆ける人魔戦争の英雄。
騎士でありながら魔戦機のエースパイロットでもある。
人族が失った精霊因子を多く持っているため精霊との感応力が強く、竜族との信頼関係もあるため、エレクファルターのパイロットとして選ばれた。
火の精霊姫 フレイ ロージー
火氏族の長。
赤色の髪に蒼い瞳を持つ女性。
従来火氏族は激しい性格の者が多いが、フレイは比較的穏やかな性格をしている。
ただし怒らせると火山に例えられるほどの苛烈さも見せる。
普段は真面目で実直な姫たらんと振る舞うが、精神年齢的に近いグランには折茶目っ気も見せる。
侵略軍に対する抵抗に否定的だった精霊族を説き伏せた張本人でもある。
グランの事は「騎士様」と呼ぶ。
水の精霊姫 ウィンディ ダフォルティア
水氏族の長。
蒼色の髪に褐色の肌、紫がかった紅い瞳を持つ女性。
自由奔放で態度はひょうひょうとしており、伝統やしきたりなどはあまり気に留めない性格だが、責任感は強い。
騎士たらんと堅苦しく気を張るグランをからかいつつも良き方向へ導こうとする。
最も抵抗に否定的であった水氏族が抵抗軍への参加を決めたのは、フレイの熱意にウィンディが押されたためであった。
グランを「青年」と呼び、その口調は理解のある年長者として振る舞う。
風の精霊姫 シルティア ストール
風氏族の長。
金色髪に白く透き通った肌、紅い瞳を持つ少女。
風氏族の代表だが、言葉遣いや態度は一族を代表する姫らしくない。
長がシルティアへ代替わりして時が経っておらず、一人前と認められるように日々鍛錬している。
経験不足によってうまくいかない事もあり、責任の重さを感じて時に落ち込んだりもするが、その素振りを外面には出さずに明るく気丈に振る舞う。
フレイの説得によって一族の危機を感じ抵抗軍への参加を決めた。
長として懸命に振る舞う中、「グラン」と名前で呼び友の様に接している。



